千光寺跡

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千光寺跡キリシタン墓碑
懸け仏   灯明具
中国製陶磁器
日常の食器類
茶道具
立派な土塀 総供養塔 
下部施設は
常滑焼の大甕
暖房具を利用した
骨壷
田原の殿様の
愛用品
仲良く寄り添った
2つの火葬墓

総供養塔  6号墓
総供養塔のイラスト
下から2番目の石の窪みから骨を入れます

総供養塔の基礎 花崗岩を2段に組んだ五輪塔基壇です。
下段は一辺が約1メートル。
上段は一辺が約75センチ。
 上段の左側の石に幅5センチ・長さ15センチの窪みが中央の穴の方向にあります。
 これは下部施設に火葬骨を入れるためのものです。
 これほど立派な基壇です。さぞかし大きな五輪塔だったことでしょう。
総供養塔の基礎石と下部施設の常滑大甕 上段は花崗岩を2枚組み合わせています。
1枚を取り除くと常滑焼の大甕が見えます。
火葬骨を入れる窪みがよく見えます。
下段は5枚を組み合わせています。
常滑焼大甕  総供養塔の下部に設けられた常滑焼大甕です。
高さ62.3センチ
12世紀末〜13世紀のものです。
 このように完全な常滑焼大甕はとても珍しい貴重なものです。